東京株式(前引け)=続伸、米株大幅高好感も買い一巡後は伸び悩む

市況
2022年10月5日 11時47分

5日前引けの日経平均株価は前営業日比93円76銭高の2万7085円97銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は6億1084万株、売買代金概算は1兆4439億円。値上がり銘柄数は1057、対して値下がり銘柄数は692、変わらずは87銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は前日の欧米株市場が全面高に買われたことを受け、リスク選好の地合いが続いた。米国では過度な金融引き締めへの懸念が後退し、NYダウが800ドルを超える上昇で3万ドルの大台を回復しており、目先は空売り筋の買い戻しの動きが顕在化している。ただ、東京市場は前日に日経平均が米株価指数先物を横目に770円強の急伸をみせ高値引けに近い形で買われており、その分上げ幅は限定的となった。一時は200円以上の上昇をみせたが、その後は戻り売りに押され前引け時点で日経平均の上げ幅は100円を下回っている。

個別ではソフトバンクグループ<9984>が高く、ファーストリテイリング<9983>も上値追い。キーエンス<6861>、信越化学工業<4063>なども値を上げた。SMC<6273>が上昇し、日本電産<6594>も堅調。アークランズ<9842>が商いを伴い急伸、ジャムコ<7408>も値を飛ばした。ネクステージ<3186>も買いを集めた。半面、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>など半導体主力株は朝高後に値を消す展開。三菱重工業<7011>が冴えず、武田薬品工業<4502>も軟調。エスプール<2471>が急落、エムアップホールディングス<3661>、HEROZ<4382>なども売りに押された。

出所:MINKABU PRESS

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