壽屋 Research Memo(8):利益配分の基本方針は安定配当継続

特集
2022年10月5日 17時28分

■壽屋<7809>の株主還元策

1. 安定配当継続

利益配分については、株主に対する利益還元を経営の最重要課題と認識しており、今後の事業拡大のための内部留保資金の確保等を勘案しつつ、安定した配当を継続実施していくことを基本方針としている。この基本方針に基づいて、2022年6月期の配当は前期比30円増配の年間70円(期末一括)とした。配当性向は11.3%となる。2023年6月期の配当予想については2022年6月期と同額の年間70円(期末一括)としている。予想配当性向は15.0%となる。

2. 株主優待制度

株主優待制度(2022年4月15日に制度変更を発表、2022年6月末対象から変更後で実施)については、毎年6月30日現在の1単元(100株)以上保有株主を対象として、保有期間及び保有株式数に応じてお買物優待券、株主優待限定オリジナルデザイン・キャラクターQUOカードを贈呈する。具体的には、1単元以上の保有者で、保有年数が3年未満の場合は3,000円相当の買物優待券、保有年数が3年以上の場合は3,000円相当の買物優待券及び1,000円相当のオリジナルデザイン・キャラクターQUOカード1枚を贈呈する。5単元以上の保有者で、保有年数が3年未満の場合は6,000円相当の買物優待券、3年以上の場合は6,000円相当の買物優待券及び3,000円相当のオリジナルデザイン・キャラクターQUOカード3枚を贈呈する。

■ESG経営・SDGsへの取り組み

ESG(環境・社会・統治)経営及びSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みに関しては、現時点では具体的なマテリアリティ(重要課題)や目標を策定していない。しかしながら、「立川シティハーフマラソン」のスポンサー、「たちかわ電子図書館」への電子図書の提供など、地域の発展に貢献するCSR(企業の社会的責任)活動を行っている。さらに今後は、コーポレートガバナンス報告書(最新更新日2022年9月28日)の基本方針に基づいて、取り組みを推進するとしている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

《SI》

提供:フィスコ

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