三協立山は後場急落、6~8月期は10億円の最終赤字を嫌気
三協立山<5932>は後場に入り急落し、前日比で一時10%を超す下げとなった。6日午後1時に第1四半期(6~8月)の連結決算を発表した。最終損益が10億3000万円の赤字(前年同期は6億1500万円の黒字)となったことが嫌気された。国内事業、海外事業ともにアルミ地金をはじめとした資材価格が上昇したことが響いた。売上高は875億5900万円(前年同期比11.9%増)、営業損益は9億5000万円の赤字(前年同期は15億300万円の黒字)、経常損益は7億9000万円の赤字(同13億3900万円の黒字)だった。23年5月期の連結業績予想は従来の見通しを据え置いた。