ドーン---1Qは2ケタ増収増益、ストック型利用料の順調な増加に加え、受託開発売上が堅調

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2022年10月7日 10時14分

ドーン<2303>は6日、2023年5月期第1四半期(22年6月-8月)決算を発表した。売上高が前年同期比27.5%増の2.72億円、営業利益が同56.6%増の0.68億円、経常利益が同55.6%増の0.68億円、四半期純利益が同57.6%増の0.47億円となった。

2022年7月にスタートした新中期経営計画に基づき、Gov-tech市場の深耕をテーマとして、警察・消防・自治体防災・社会インフラ保全の課題解決を実現するシステムの導入拡大を推進している。主力の「NET119緊急通報システム」は全国普及に向け導入を進めるとともに、今後の成長が期待できる「Live119(映像通報システム)」・「Live-X(映像通話システム)」のほか、災害対策本部での情報収集を支援する「DMaCS(災害情報共有サービス)」、自治体や警察が防災・防犯情報を配信するスマートフォンアプリ等、各種システムの積極的な提案に注力した。

売上高については、クラウドサービスの契約数が積み上がり、ストック型の利用料収入が順調に増加するとともに、クラウドサービスの初期構築に係る受託開発売上が堅調に推移し、増収となった。利益については、売上原価並びに販売費及び一般管理費が増加したが、売上高が順調に増加したことにより、各利益は増益となった。

2023年5月期通期の業績予想については、売上高が前期比8.0%増の13.20億円、営業利益が同8.8%増の4.35億円、経常利益が同8.9%増の4.40億円、当期純利益が同6.4%増の3.01億円とする期初計画を据え置いている。

《SI》

提供:フィスコ

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