本日注目すべき【好決算】銘柄 イワキ、日本光電、イントラスト (19日大引け後 発表分)

注目
2022年10月20日 7時01分

19日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

イワキ <6237> [東証P]  ★上期最終を一転2.5倍増益に上方修正、配当も14円増額

◆23年3月期上期(4-9月)の連結最終利益を従来予想の10.9億円→29.8億円に2.7倍上方修正。従来の8.4%減益予想から一転して2.5倍増益見通しとなった。半導体・液晶市場や水処理市場を中心に好調に推移するなか、持ち分法投資利益の増加や円安による為替差益の発生が利益を押し上げた。また、持ち分法適用関連会社の連結子会社化に伴う特別利益を計上したことも上振れに大きく貢献した。

併せて、今期の上期配当を従来計画の13円→27円(前年同期は12円)に大幅増額し、年間配当は49円になる。

日本光電 <6849> [東証P]  ★上期経常を2.5倍上方修正

◆23年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の50億円→125億円に2.5倍上方修正。減益率が72.2%減→30.5%減に縮小する見通しとなった。国内で生体計測機器や検体検査装置などの販売が好調に推移したことが寄与。円安進行による採算改善や為替差益の発生も利益を押し上げた。

イントラスト <7191> [東証P]  ★今期経常最高益予想を上乗せ、配当も0.5円増額

◆23年3月期上期(4-9月)の経常利益(非連結)を従来予想の6.9億円→7.7億円に11.7%上方修正。業務委託手数料が想定を下回ったことに加え、業務効率の向上による人件費抑制なども上振れにつながった。

上期業績の好調に伴い、通期の同利益も従来予想の14.5億円→15.3億円に5.5%上方修正。増益率が23.0%増→29.8%増に拡大し、従来の10期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

併せて、今期の上期配当を従来計画の6.5円→7円(前年同期は6円)に増額し、年間配当は13.5円になる。

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