トランスGが反発、子会社がMZTとゼブラフィッシュを用いた創薬支援で業務提携
トランスジェニック<2342>が反発している。20日の取引終了後、子会社安評センターがMZT(東京都中央区)とゼブラフィッシュを用いた創薬支援事業に関する業務提携を行うと発表したことが好感されている。
MZTは三重大学において開発されたゼブラフィッシュ創薬支援システムを用い、医薬品開発や機能性食品開発及び環境安全性管理にゼブラフィッシュ創薬技術として提供するベンチャー。今回の提携は、次世代スクリーニングとして有望と考えられるゼブラフィッシュを用いた創薬支援領域について、両社が協業することで他社に先駆けサービスを提供し、両社の企業価値の更なる向上を図るのが狙い。両社の技術を融合させることで、ゼブラフィッシュを用いた薬効薬理、安全性などのワンストップ創薬支援サービス体制を構築するとしている。なお、23年3月期業績への影響は軽微としている。