カナデンが年初来高値、想定以上の円安効果で9月中間営業利益は計画上振れ
カナデン<8081>は反発し年初来高値を好感。20日の取引終了後、集計中の23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績について、営業利益が10億円から13億円(前年同期比55.1%増)へ、純利益が6億円から10億5000万円(同2.0倍)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。
半導体・デバイス分野において、産業機器関連顧客向け産業用パワーデバイスやOA機器顧客向け電子デバイス品が好調に推移し想定以上の円安の影響により伸長した。なお、売上高は従来予想の455億円(同1.1%増)で着地する見通し。