SBテクノロジー---上期は増収増益で過去最高、構造改革と利益率改善を進め計画通りに進捗

材料
2022年10月26日 16時58分

SBテクノロジー<4726>は26日、2023年3月期第2四半期(22年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.2%増の317.06億円、営業利益が同2.9%増の22.70億円、経常利益が同1.5%増の22.22億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同2.3%増の13.46億円となった。なお、売上高、売上総利益、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は第2四半期累計として過去最高となった。

通信関連は、ソフトバンク向けのベンダーマネジメント案件を高付加価値な領域へシフトしたことにより減収となったが、効率化が進み利益率が改善したことで増益となった。

エンタープライズ関連は、製造業向けセキュリティ対策・監視運用に関する案件が増加し増収となった。また、利益率の低いライセンス販売の一部撤退や、自社サービスのマネージドセキュリティサービス(MSS)が順調に進捗したことにより利益率が向上し増益となった。

公共関連は、農林水産省向けの電子申請基盤の追加開発及び運用案件やデジタル地図案件、次期自治体情報セキュリティクラウドの運用が開始し増収となったが、次期自治体情報セキュリティクラウドに関する障害対応のためのコストが増加したことにより売上総利益の増加は緩やかとなった。

個人関連は、ECサイト運営代行において、ノートンライフロック(米国)との契約変更の影響が後ろ倒しとなり、売上は横ばい、売上総利益は減益で推移した。

2023年3月期通期の連結業績予測については、売上高が700億円、営業利益が54億円、経常利益が53.8億円、親会社株主に帰属する当期純利益が34億円とする予測を据え置いている。

《NS》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.