AGC、原燃材料価格高止まりなどで今期純利益26%減に引き下げ
AGC<5201>はこの日の取引終了後、22年12月期業績予想の修正を発表。純利益を1200億円から920億円(前期比25.7%減)へ引き下げた。
東南アジアでの塩化ビニル樹脂の販売価格の下落や液晶用ガラス基板の出荷減少をはじめ、天然ガスや電力など原燃材料価格の高止まりによる影響が出る。建築用ガラス・自動車用ガラスの販売価格上昇や円安による為替影響などにより売り上げ増加が見込まれることから、売上高見通しについては従来予想の2兆500億円(同20.8%増)を据え置いた。
同時に発表した1~9月期決算は、売上高が1兆4988億円(前年同期比21.5%増)、純利益が987億5400万円(同23.7%減)だった。