10万円以下で買える、上期好決算&低PBR 24社【プライム】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。
今回は23年3月期上期(4-9月)の決算発表が本格化するなか、足もとの業績が好調で、かつ株価指標面に割安感のある銘柄に注目した。下表では、東証プライム上場の3月期決算企業を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)4-9月期の売上高と経常利益が前年同期比で増加、(3)PBR(株価純資産倍率)が理論上の解散価値である1倍未満――を条件に投資妙味が高まる24社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは2日現在)
本日15時00分に配信した「10万円以下で買える、上期好決算&低PBR 27社【スタンダード】編」も併せてご覧ください。
最低投資 ┌─売上高─┐ ┌ 経常利益 ┐
コード 銘柄名 金額 増収率 4-9月期 増益率 4-9月期 PBR
<8732> マネパG 27500 9.5 2772 34.6 580 0.66
<6472> NTN 29400 21.6 371702 111 3593 0.72
<6632> JVCケンウ 32000 27.1 158108 234 5784 0.55
<9995> グローセル 41800 5.4 33554 226 1179 0.44
<4220> リケンテクノ 49500 16.8 59527 22.2 4040 0.51
<4275> カーリットH 66200 9.9 17586 13.2 1287 0.50
<7271> 安永 69600 2.5 15592 54.6 402 0.86
<5992> 中発条 69700 13.4 43403 229 2043 0.26
<1976> 明星工 70700 15.2 25722 43.9 3119 0.62
<7283> 愛三工 71000 8.9 106289 17.3 6397 0.42
<1934> ユアテック 71800 1.5 100208 166 1837 0.40
<8103> 明和産 71900 17.4 80819 19.0 1738 0.85
<3173> コミニックス 72700 7.3 14173 45.0 590 0.70
<7823> アトネイチャ 76500 10.1 21288 59.1 2374 0.97
<3580> 小松マテーレ 80200 19.6 17397 68.4 1352 0.90
<4410> ハリマ化成G 80900 29.0 46897 37.7 2796 0.50
<6349> 小森 82000 14.8 46097 355 4097 0.43
<1942> 関電工 86700 6.1 233693 3.6 14518 0.61
<5491> 日金属 93000 8.8 25894 97.3 817 0.26
<4202> ダイセル 93200 18.4 266232 1.4 30242 0.91
<1945> 東京エネシス 95300 33.6 37771 572 1451 0.50
<6262> ペガサス 96200 39.5 13349 249 2451 0.82
<7570> 橋本総業HD 97600 6.1 69842 11.5 1927 0.74
<5933> アルインコ 97700 11.7 29852 74.1 2026 0.66
※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増収率が%、PBRが倍。
※通期予想が最終赤字、今期無配の銘柄は除いた。
株探ニュース