三菱自はカイ気配スタート、売価改善や円安効果で今3月期業績予想を上方修正
三菱自動車工業<7211>はカイ気配スタート。2日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正し、これを好感した買いが集まった。
売上高は2兆3500億円から2兆5300億円(前期比24.1%増)、最終利益は900億円から1400億円(同89.1%増)に見通しを引き上げた。売価や販売費の改善、円安などの効果などを業績予想に反映させた。
通期の業績予想の前提となる為替レートは1ドル=134円(従来は125円)、1ユーロ=137円(同135円)と、それぞれ円安方向に見直した。一方、グローバルの販売台数見通しは90万8000台と、これまでの計画から3万台引き下げた。