リコーが急反落、今期純利益見通し引き下げを嫌気
リコー<7752>が急反落。前週末4日の取引終了後に23年3月期業績予想の修正を発表。純利益を630億円から570億円(前期比87.7%増)へ引き下げており、これを嫌気した売りが出ているようだ。
不安定な部材供給による生産活動の鈍化や顧客への納入遅延、金利上昇による支払利息の増加などの影響を受ける見通し。一方、売上高については海外を中心に引き続き堅調に推移する見込みにあり、2兆500億円から2兆1000億円(同19.4%増)へ引き上げた。同時に発表した4~9月期決算は、売上高が9735億3600万円(前年同期比15.4%増)、純利益が149億1400万円(同33.7%増)だった。