日東紡が一時12%安と急落、23年3月期業績予想の下方修正を嫌気
日東紡績<3110>が急落。株価は一時、前日に比べ12%安に売られた。同社は8日取引終了後、23年3月期の連結業績の下方修正を発表したことが嫌気された。売上高は960億円から915億円(前期比8.9%増)に見直したほか、営業利益は73億円から52億円(同28.5%減)に減額した。円安によるプラス影響はあるが、大幅なエネルギー価格上昇や世界経済失速による事業環境の変化などが響く。同時に発表された第2四半期(4~9月)の売上高は前年同期比14.5%増の470億3700万円、営業利益は同16.9%増の45億9700万円だった。