資生堂が一時10%高、1~9月期最終減益も通期計画を超過

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2022年11月11日 10時35分

資生堂<4911>が急伸し、一時10%を超す上げとなった。10日取引終了後、22年12月期第3四半期累計(1~9月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比4.7%増の7627億4300万円、最終利益は同38.2%減の290億4600万円だった。最終利益は通期の計画(前期比45.6%減の255億円)をすでに上回った。同業の米エスティローダー<EL>が2日に1株利益予想を下方修正し、化粧品市場の先行きを巡り警戒感がくすぶっていたなか、通期の業績予想を据え置いた資生堂に対しては見直し買いが入ったようだ。

日本市場が回復基調にあるほか、欧州市場での販売が好調に推移。ゼロコロナ政策の影響が残る中国市場の落ち込みをカバーした。円安効果に加え、構造改革の効果も利益を下支えした。

出所:MINKABU PRESS

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