三井松島HDが続急伸でもみ合い上放れ、今期業績予想と配当の大幅増額がサプライズに
三井松島ホールディングス<1518>がカイ気配スタートで続急伸、2700円近辺のもみ合いを大きく上放れてきた。同社は前週末11日取引終了後に23年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の232億円から310億円(前期比3.7倍)に大幅増額しており、これが株価を強く刺激する格好となった。石炭価格の上昇による収益上乗せ効果が会社側の想定を上回る。なお、好業績を背景に株主還元も強化し、今期の年間配当を従来計画の230円から270円(前期実績は80円)に大きく上乗せすることもサプライズとなった。これにより配当利回りは前週末終値換算で10%近くに達している。