エーザイが一時7%高、ロシュの治療薬候補で効果認められず「レカネマブ」の期待膨らむ

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2022年11月15日 10時02分

エーザイ<4523>が急伸。上昇率は一時7%を超えた。スイス製薬大手ロシュが14日、アルツハイマー型認知症治療薬候補の第3相臨床試験で、症状の進行を遅らせる効果を認めるための主要評価項目を達成できなかったと発表した。これを受け、欧州株式市場でロシュの株価は下落。一方で、エーザイが米製薬大手バイオジェン<BIIB>と開発した認知症薬候補「レカネマブ」に対する期待が高まり、エーザイ株に買いが集まっている。

14日の米国株式市場ではバイオジェン株も上昇した。エーザイとバイオジェンは9月、「レカネマブ」について、グローバル大規模臨床第3相臨床試験(CLARITY AD試験)で統計学的に高度に有意な臨床症状の悪化抑制を示し、主要評価項目を達成したと発表した。本試験結果をもとに22年度中の米国フル承認申請、および日本、欧州での承認申請を目指すとしている。

出所:MINKABU PRESS

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