ファブリカコミュニケーションズ---2Qは2ケタ増収増益、業績予想の上方修正に加え期末配当金の増配を発表

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2022年11月15日 13時42分

ファブリカコミュニケーションズ<4193>は14日、2023年3月期第2四半期(22年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比29.7%増の35.95億円、営業利益が同67.6%増の6.49億円、経常利益が同60.5%増の6.56億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同64.4%増の4.35億円となった。

SMSソリューショングループの売上高は前年同期比46.5%増の21.92億円、セグメント利益は同54.9%増の6.61億円となった。国内の携帯電話事業者全キャリアと直接接続の契約を行い、法人向けにSMS配信サービス「メディアSMS」の提供を行なっている。前期に続きSMSが企業と顧客をつなぐ新たなコミュニケーション手段として幅広い分野で活用されたことに加え、当第2四半期における新型コロナウイルス感染の急拡大により自治体におけるSMS配信数が一時的に膨らんだ結果、増収増益となった。

U-CARソリューショングループの売上高は前年同期比12.1%増の6.16億円、セグメント利益は同19.3%増の1.77億円となった。中古車販売業務支援クラウドサービス「symphony」を提供し、自動車アフターサービスに関連する事業者のビジネスを支援している。営業基盤を強化し、symphony導入社数が前四半期末から111社増加して3,552社となった結果、増収増益となった。

インターネットサービスグループの売上高は前年同期比0.8%減の1.21億円、セグメント損失は0.09億円(前年同期は0.33億円の損失)となった。また、オートサービスグループの売上高は前年同期比10.5%増の6.65億円、セグメント利益は同15.0%減の0.41億円となった。

2023年3月期通期について、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高は前期比23.8%増(前回予想比4.7%増)の72.50億円、営業利益は同35.4%増(同14.2%増)の12.50億円、経常利益は同29.9%増(同11.2%増)の12.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同36.5%増(同11.6%増)の7.83億円としている。

また、今回公表の連結業績予想の修正を踏まえ、2023年3月期の期末配当予想(普通配当部分)については、前回予想の29.00円に1.00円増配して1株当たり30.00円とすることを発表した。これにより、修正後の年間配当金予想は1株当たり35.00円となる。

《SI》

提供:フィスコ

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