レーザーテック、東エレクなど半導体主力株が売り優勢、米マイクロンの減産発表を嫌気
レーザーテック<6920>は売り優勢の展開で2万8000円台を割り込んだほか、東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>など半導体製造装置関連株が総じて下値を試す展開となっている。半導体セクターはここにきて上値追い基調を強める銘柄が相次いでいたが、きょうは利益確定の動きが顕在化している。
前日の米国株市場ではマイクロンテクノロジー<MU>が半導体ウエハー減産を発表したことを受け大きく売り込まれ、他の半導体主力株も軒並み下落した。半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は4%を超える下げとなっており、東京市場でもこの流れが波及する格好となった。米国株市場の取引終了後に発表されたエヌビディア<NVDA>の決算も一株利益が市場予想を下回る内容だった。半導体関連は主力企業の決算絡みで再び警戒感が強まっている。
最終更新日:2022年11月17日 09時16分