【↓】日経平均 大引け| 4日ぶり反落、朝高も方向感に欠け上値は重い (11月25日)

市況
2022年11月25日 16時14分

日経平均株価

始値  28398.77

高値  28399.88(09:00)

安値  28263.60(12:30)

大引け 28283.03(前日比 -100.06 、 -0.35% )

売買高  9億9915万株 (東証プライム概算)

売買代金 2兆3753億円 (東証プライム概算)

-----------------------------------------------------------------

■本日のポイント

1.日経平均は100円安と4日ぶり反落、寄り付き上昇後に値消す

2.前日の米国は感謝祭で休場だったうえ、週末で参加者は限定的

3.出来高は低調で、積極的な売買は見送られ方向感に欠ける

4.ハイテク株は高安まちまちでレーザーテクは高くソニーGが安い

5.タカトリやサイバー、神戸物産など個別材料株が買われる

■東京市場概況

前日の米国市場は、感謝祭(サンクスギビング)の祝日で休場だった。

東京市場では、日経平均株価は4日ぶりに反落。前日は米株式市場が休場だったこともあり、方向感に欠け見送り気分が強かった。

前日の米株式市場は、感謝祭の祝日で休場だった。このなか、この日の東京市場は出来高が細るなか、全般相場は軟調に推移した。寄り付きは小幅高でスタートしたが、ほどなくマイナス圏に転じ、後場にかけ上値の重い展開となった。週末要因に加え、市場参加者も限られ積極的な売買は手控えられた。主力のハイテク株は高安まちまち。中小型株はしっかりで、東証マザーズ指数は続伸し一時、4月上旬以来となる800ポイントに乗せた。

個別銘柄では、東京エレクトロン<8035>や任天堂<7974>、ソニーグループ<6758>が安く、ファーストリテイリング<9983>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>が値を下げた。塩野義製薬<4507>が軟調、電通グループ<4324>や三菱商事<8058>、キーエンス<6861>、リクルートホールディングス<6098>が売られた。

半面、レーザーテック<6920>やソフトバンクグループ<9984>が高く、日本郵船<9101>や東京海上ホールディングス<8766>が値を上げた。みずほフィナンシャルグループ<8411>やりそなホールディングス<8308>がしっかり。タカトリ<6338>やサイバーエージェント<4751>、神戸物産<3038>など個別材料株が買われた。アミタホールディングス<2195>やキャンバス<4575>が値を上げた。

日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、キッコマン <2801>、コナミG <9766>、NTTデータ <9613>、東京海上 <8766>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約11円。

日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、ダイキン <6367>、東エレク <8035>、ファナック <6954>、アドテスト <6857>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約65円。

東証33業種のうち上昇は20業種。上昇率の上位5業種は(1)電気・ガス業、(2)鉱業、(3)保険業、(4)その他金融業、(5)銀行業。一方、下落率の上位5業種は(1)ゴム製品、(2)電気機器、(3)医薬品、(4)鉄鋼、(5)精密機器。

■個別材料株

△フロンテオ <2158> [東証G]

製薬企業向けAIシステムの新機能追加を材料視。

△アミタHD <2195> [東証G]

事業ビジョン「エコシステム社会構想2030」を発表。

△Jテック・C <3446> [東証P]

次世代半導体研磨装置に期待高まる。

△JDSC <4418> [東証G]

JERAと太陽光発電の発電電力量を高精度で予測するシステムを共同開発。

△竹内製作所 <6432> [東証P]

三菱UFJモルガン・スタンレー証券が目標株価を5100円へ引き上げ。

△バードマン <7063> [東証G]

23年6月期の業績上振れを期待。

△富山第一銀 <7184> [東証P]

著名投資家の井村俊哉氏が大株主入り。

△今仙電機 <7266> [東証P]

自社株買いの実施発表。

△イクヨ <7273> [東証S]

EV対応への業務提携の発表を材料視。

△マツモト <7901> [東証S]

Web3.0事業への参入を発表。

▼マイクロ波 <9227> [東証G]

東証が信用取引に関する臨時措置を強化。

▼enish <3667> [東証S]

スマホゲームのリリース延期で失望感。

東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)日医工 <4541>、(2)富山第一銀 <7184>、(3)Jテック・C <3446>、(4)ハブ <3030>、(5)栃木銀 <8550>、(6)今仙電機 <7266>、(7)円谷フィHD <2767>、(8)日金銭 <6418>、(9)チェンジ <3962>、(10)ベース <4481>

値下がり率上位10傑は(1)シルバライフ <9262>、(2)邦チタ <5727>、(3)恵和 <4251>、(4)ホシデン <6804>、(5)MSOL <7033>、(6)ミスミG <9962>、(7)スタティアH <3393>、(8)Sansan <4443>、(9)クリエイトS <3148>、(10)ジャフコG <8595>

【大引け】

日経平均は前日比100.06円(0.35%)安の2万8283.03円。TOPIXは前日比0.80(0.04%)安の2018.00。出来高は概算で9億9915万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1019、値下がり銘柄数は728となった。東証マザーズ指数は799.62ポイント(3.04ポイント高)。

[2022年11月25日]

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.