買い局面を迎えた【25日線上抜け】低PBR 17社 <テクニカル特集> 11月29日版
29日の東京株式市場はリスク回避目的の売りに押される展開となった。前日の米国株市場では、中国でのゼロコロナ政策による経済活動への悪影響に加え、同政策への市民の抗議活動を警戒する展開となり、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに大幅安となった。東京市場でもこの流れを引き継ぐ形で買いが手控えられ、米アップル<AAPL>のiPhoneを組み立てる中国の工場で混乱が生じ生産に支障をきたしていることも明らかとなり、村田製作所<6981>、太陽誘電<6976>など電子部品株が軒並み安となった。大引けの日経平均株価は前日比134円安の2万8027円と3日続落。プライム市場の値上がり銘柄数は509、値下がり銘柄数は1246、変わらずは80。
本特集では、プライム市場の中で株価が25日移動平均線を上抜いた銘柄と企業の持つ株主資本(純資産)からみた株価指標で、理論上の解散価値を示す「PBR」に注目。株価が25日移動平均線を上抜いた銘柄の中から、PBRがプライム市場平均の 1.18倍を下回り上値余地のあるとみられる 17社をピックアップしました。
※移動平均線が下降から上昇に転じる過程で株価が上に突き抜ける時は、重要な買いの局面となる(グランビルの法則)。
⇒⇒ スタンダード・グロース市場を含めた全銘柄版「25日線上抜け」も、併せてご活用ください。
銘柄名 PBR PER
<8706> 極東証券 0.43 -
<1805> 飛島建 0.45 8.2
<7949> 小松ウオール 0.49 12.6
<1605> INPEX 0.52 5.2
<6473> ジェイテクト 0.52 13.8
<8233> 高島屋 0.67 14.1
<8897> ミラースHD 0.71 6.2
<1821> 三井住友建設 0.73 33.3
<9301> 三菱倉 0.76 10.4
<3086> Jフロント 0.85 19.0
<9364> 上組 0.86 13.6
<8801> 三井不 0.92 13.8
<3099> 三越伊勢丹 0.95 20.8
<2681> ゲオHD 0.99 14.0
<6740> Jディスプレ 1.00 -
<7751> キヤノン 1.04 13.0
<4100> 戸田工 1.15 7.3
※当情報は参考資料・データとして提供しております。売買に関する最終決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
株探ニュース