豪ドル週間見通し:もみ合いか、豪準備銀行理事会や7-9月期GDP発表に注目

通貨
2022年12月3日 13時53分

■反落、ドル・円相場の円高反転の影響も

今週の豪ドル・円は反落。10月小売売上高の落ち込みや、中国政府のコロナ規制に対する大規模な抗議活動を嫌気して豪ドル売りが先行。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)の12月利上げ減速示唆で米ドル・円が急落し、この影響で豪ドル・円の取引でも円買い・豪ドル売りが強まった。取引レンジ:91円14銭-93円85銭。

■もみ合いか、豪準備銀行理事会や7-9月期GDP発表に注目

来週の豪ドル・円はもみ合いか。豪準備銀行(中央銀行)の理事会では、政策金利の0.25ポイント引き上げが予想される。通常的な上げ幅になりそうだ。今後の利上げペースについては「必要に応じて大幅利上げ回帰も据え置きもあり得る」との姿勢を維持するとみられ、豪ドル買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いと思われる。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント

・6日:7-9月期経常収支(4-6月期:+183億豪ドル)

・6日:豪準備銀行が政策金利発表(0.25ポイント引き上げ予想)

・7日:7-9月期GDP(4-6月期:前年比+3.6%)

・8日:10月貿易収支(9月:+124.44億豪ドル)

予想レンジ:90円00銭-93円00銭

《FA》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.