光ビジネスがカイ気配で一気に水準切り上げ、増額修正受け15年ぶり4ケタ大台も視野
光ビジネスフォーム<3948>がカイ気配スタートで900円近辺のもみ合いを上放れ、一気に株価水準を切り上げてきた。2007年12月以来15年ぶりとなる1000円大台復帰の可能性も出てきた。
同社は金融機関などを主要顧客に情報用紙の製造販売を手掛けるほか、好採算のデータ出力サービスなどにも力を入れている。足もとの業績は会社側想定を上回る好調で推移している。7日取引終了後、22年12月期の業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の15億円から20億円(前期比67%増)に大幅増額した。新型コロナウイルスワクチンの接種や住民税非課税世帯への臨時特別給付金に関する特需が発生しているほか、コロナワクチン5回目接種や価格高騰緊急支援給付金などに関連した受注も収益に貢献する形となる。今期業績が大きく上振れる見通しとなったことで、これを材料視する形で投資資金が流入した。