Jテック・Cは地合い悪のなか続伸、次世代パワー半導体市場をにらみ高精度研磨装置への引き合い旺盛
ジェイテックコーポレーション<3446>は全般地合い悪のなかも売り物をこなし続伸、一時64円高の2019円と2000円台を回復した。研究・実験施設向けに高精度X線集光ミラーや自動細胞培養装置などの理化学機器を製造しており、他社には真似のできないニッチトップな高技術力を売り物としている。同社が開発したCARE加工技術を駆使した次世代半導体ウエハー研磨装置はその精度の高さで他製品と一線を画しており、当面は次世代パワー半導体(SiCなどの化合物半導体)分野などでの需要開拓が期待される状況にある。商談はまとまってはいないものの引き合いは旺盛であり、初の受注獲得に向け会社側も力を注いでいる。