「再生可能エネルギー」が21位にランク、IEAは25年に石炭を抜き最大の電源になると予想<注目テーマ>

特集
2022年12月8日 12時20分

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10  量子コンピューター

みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「再生可能エネルギー」が21位となっている。

国際エネルギー機関(IEA)は6日、太陽光や風力といった再生可能エネルギーが2025年に石炭を抜いて最大の電源になるとの見通しを示した報告書を公表した。ロシアのウクライナ侵攻によって引き起こされたエネルギー安全保障上の懸念から、各国が高騰した輸入化石燃料への依存を減らすため、再生可能エネに一段と目を向けるようになったことが背景。再生可能エネの発電容量は27年までに世界で2400ギガワット増加すると予想しており、これは現在の中国の全発電能力に相当するという。

国内でも再生可能エネの発電量は増加傾向にあり、経済産業省が11月22日に発表した21年度の総合エネルギー統計速報によると、発電電力量の構成比は火力(バイオマスを除く)が72.9%(前年度比3.5ポイント減)となった一方、再生可能エネは20.3%(同0.5ポイント増)。内訳は太陽光の構成比が8.3%(同0.4ポイント増)、風力が0.9%(同変わらず)などとなっている。

世界的に地球温暖化への対策が急務となるなか、株式市場でも再生可能エネに対する注目度は依然として高く、ウエストホールディングス<1407>、Abalance<3856>、テスホールディングス<5074>、日立造船<7004>、Jパワー<9513>、レノバ<9519>などの動向から目が離せない。

出所:MINKABU PRESS

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