ユニバーサルが11連騰、「スマスロ」関連への資金流入が続く
ユニバーサルエンターテインメント<6425>が11連騰。4月につけた年初来高値に向け戻り歩調を続けている。11月からメダルを使わずに遊技ができるスマートパチスロ(スマスロ)が導入され、株式市場では関連銘柄を物色する動きがみられている。パチスロ機大手の同社に対しても、スマスロの人気化による業績拡大の思惑から、買いが継続している。
中国での「ゼロコロナ政策」の緩和に伴って、アジア地域での中国人観光客数の増加の流れが、同社のフィリピンにおけるカジノ事業の収益回復に寄与するとの期待感もあるようだ。なお、同社は11月14日、22年12月期第3四半期報告書の提出期限の延長申請に関し、承認を受けたと発表。延長後の提出期限は12月14日となっており、同日までに第3四半期決算短信を公表する予定としている。