米国株見通し:下げ渋りか、前日大幅安で自律反発に期待

市況
2022年12月16日 14時09分

(13時50分現在)

S&P500先物      3,891.70(-4.1)

ナスダック100先物  11,340.80(-4.4)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は30ドル安。米10年債利回りはやや持ち直し、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。

15日の主要3指数は大幅続落。序盤から下げ幅を拡大し、前日比で一時900ドル下げたダウは764ドル安の33202ドルで取引を終えた。連邦準備制度理事会(FRB)は13-14日の連邦公開市場委員会(FOMC)で金利見通しを引き上げたことから、引き締め長期化による景気後退への警戒感が強まった。また、この日発表された小売売上高やフィラデルフィア連銀製造業景気指数など経済指標は低調な内容が目立ち、幅広く売られた。

本日は下げ渋りか。FRBは来年もタカ派政策を維持する方針で、企業収益や個人消費を圧迫するとの見方から全般的に売り優勢の展開が続きそうだ。今晩発表のPMIは製造業、サービス業とも前月からほぼ横ばいとみられるが、景気の好不況の境目である50を下回れば買いは入りづらい。ただ、長期金利は低下しており、ハイテク関連への売りを弱める可能性はあろう。また、前日の大幅安を受け、自律反発狙いの買いも期待される。

《TY》

提供:フィスコ

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