株価指数先物【昼のコメント】 政府と日銀の共同声明の見直し論浮上で、NTショートによるスプレッド狙いの動き

市況
2022年12月19日 12時15分

日経225先物は11時30分時点、前日比330円安の2万7140円(-1.20%)前後で推移。寄り付きは2万7190円と、シカゴ日経平均先物(2万7280円)を下回るギャップダウンで始まった。その後、2万7280円まで下げ幅を縮めた後は下へのバイアスが強まり、前場半ばには2万7080円まで下落幅を広げた。終盤にかけては2万7120円~2万7180円辺りでボトムを探る動きを見せている。

日経225先物はボリンジャーバンドの-3σ(2万7110円辺り)での推移を継続しており、この水準からは売られ過ぎが意識されて、ショートは仕掛けづらくなるだろう。前場半ばにかけては、政府と日銀が結んだ共同声明を改定する方針を固めたとの報道が材料視されて、ショートに向かわせたようだ。一方でメガバンクなどに物色が向かうなか、NT倍率は先物中心限月で14.02倍まで低下する場面も見られた。11月28日につけた13.97倍が意識されるなか、NTショートによるスプレッドを狙った動きが入っているとみられる。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.