「防衛」が1位にランク、安保戦略は一大転換点を迎える<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「防衛」が1位となっている。
日本の安全保障政策が一大転換点を迎えようとしている。日本政府は16日、防衛費を大幅拡大することを閣議決定した。防衛費は今後5年間の総額で、現行計画の1.6倍となる43兆円とする。「反撃能力の保有」を明記し、27年度には防衛予算はGDP比2%となる見通し。米製巡航ミサイル「トマホーク」も購入し、これまで目安とされてきた防衛予算のGDP比1%枠は倍増されることになった。これを受けて、株式市場では防衛関連株に対する関心が高まっている。
防衛関連株では、三菱重工業<7011>や川崎重工業<7012>、三菱電機<6503>、NEC<6701>、富士通<6702>、東芝<6502>、SUBARU<7270>、日立製作所<6501>、沖電気工業<6703>といった企業が防衛装備庁の調達実績上位に顔を並べている。加えて、日本アビオニクス<6946>や新明和工業<7224>、東京計器<7721>、それに石川製作所<6208>や豊和工業<6203>、興研<7963>、重松製作所<7980>などが注目される。
最終更新日:2024年07月16日 18時26分