「蓄電池」が13位にランク、GX実現に向けた基本方針や東京都の条例可決が普及拡大を後押し<注目テーマ>

特集
2022年12月29日 12時20分

★人気テーマ・ベスト10

1  円高メリット

2  防衛

3  金利上昇メリット

4  原子力発電

5  半導体

6  TOPIXコア30

7  地方銀行

8  インバウンド

9  銀行

10  2022年のIPO

みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「蓄電池」が13位となっている。

政府は22日に首相官邸で5回目となるGX(グリーントランスフォーメーション)実行会議を開き、「GX実現に向けた基本方針(案)~今後10年を見据えたロードマップ~」を公表した。

具体的な脱炭素の取り組みとして、「徹底した省エネルギーの推進、製造業の構造転換(燃料・原料転換)」「再生可能エネルギーの主力電源化」「原子力の活用」「水素・アンモニアの導入促進」「蓄電池産業」などについての今後の進め方、工程を明示。蓄電池については、2030年の国内製造基盤150ギガワット時の確立に向けて、蓄電池及び部素材の製造工場への投資や、先端的な製造技術の確立・強化を支援するなどとしている。

東京都議会で15日、新築戸建て住宅などへの太陽光パネル設置を義務付ける改正環境確保条例が可決、成立したことも電力需給コントロールに欠かせない蓄電池の普及拡大につながりそうで、関連銘柄に改めて注目したい。

主なものでは、ナトリウムと硫黄を使用したメガワット級の電力貯蔵システム「NAS電池」を手掛ける日本ガイシ<5333>、住宅用・産業用蓄電システムを提供する正興電機製作所<6653>、再生可能エネ用鉛蓄電池を展開する古河電池<6937>、安全性に優れたオリビン型リン酸リチウムを電池セルに採用した公共・産業用の蓄電システムを扱うニチコン<6996>などが挙げられる。

出所:MINKABU PRESS

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