「グローバルニッチ」が9位、成長余地大きく根強い人気<注目テーマ>
★人気テーマ・ベスト10
1 防衛
2 子育て支援
3 半導体
5 パワー半導体
6 円高メリット
7 インバウンド
8 少子化対策
9 グローバルニッチ
10 インド関連
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「グローバルニッチ」が9位となっている。
今年も各国のインフレ動向や金融政策を巡って不安定な地合いが続くと予想されるなか、商品競争力の高さなどに裏付けされた成長余地の大きい銘柄は根強い買いを集めている。なかでも、独自の技術力を強みにニッチ分野で世界高シェアを持ち、一定の収益性を確保しているグローバルニッチ銘柄への人気は高い。テーマランキングでは、「グローバルニッチ」の投資テーマは頻繁に上位に顔を出している。
関連代表格のレーザーテック<6920>は半導体製造に使うマスクブランクスの検査装置で世界シェアを独占し、半導体市場の拡大とともに業績を急拡大させ、ここ数年で株価を大きく上昇させた経緯がある。関連銘柄は数多くあり、レーザーテクに続くスター銘柄の誕生に期待が寄せられている。
注目される銘柄としては、研究施設向けの実験装置メーカーで次世代半導体や核融合関連のテーマ性も内包するジェイテックコーポレーション<3446>。このほか、東京応化工業<4186>や大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>、マニー<7730>、ジャムコ<7408>、オプテックスグループ<6914>、フルヤ金属<7826>、NITTOKU<6145>などもマークしておきたい。