出前館が一時6%を超す上昇、9~11月期の最終赤字縮小を材料視
出前館<2484>が急騰し、上昇率が一時6%を超えた。11日取引時間終了後、23年8月期第1四半期(9~11月)の連結決算を発表。最終損益は42億3700万円の赤字となった。前年同期(89億8300万円の赤字)と比べ最終損失額は縮小しており、これを手掛かり視した買いが集まったようだ。
もっとも同社株は25日移動平均線付近で戻り待ちの売りに押され、伸び悩んだ。
売上高は前年同期比17.9%増の121億9300万円だった。アクティブユーザー数は846万人と前年同期比で9%増となったほか、流通取引総額も4%増加した。一方、積極的な事業展開に伴う投資実行を受け、営業損益段階で赤字を計上した。