井筒屋は大幅安、3~11月期増益も足もと業績悪を嫌気
井筒屋<8260>は大幅安。11日の取引終了後に23年2月期第3四半期累計(22年3~11月)の決算を発表し、営業利益は7億4700万円(前年同期4億9600万円)と会計基準変更により単純比較はできないものの大幅な増益で着地した。ただ、直近9~11月期をみると利益が落ち込んでおり、足もとの業績悪を嫌気した売りが出ているようだ。
売上高は160億9800万円(同383億1100万円)だった。今期から会計基準を変更したことに伴い、収益が押し下げられた。本業の百貨店事業では行動制限解除後に消費が回復傾向をたどるなか、催事やイベントの開催など各種取り組みを進めた。なお、通期見通しは据え置いている。