明日注目すべき【好決算】銘柄 クリエイト、CDG、ウェルスナビ (20日大引け後 発表分)
1月20日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
クリエイト <3024> [東証S] ★今期最終を64%上方修正、配当も8円増額
◆23年3月期の連結最終利益を従来予想の2.2億円→3.6億円に63.6%上方修正。増益率が22.2%増→2.0倍に拡大する見通しとなった。グループ会社ダイドレの商品や耐火二層管、重点拡販商品である塩ビ商品などの販売が想定より伸びることが寄与。ハネイシの連結子会社化など組織再編による利益改善も上振れに貢献する。
業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の14円→22円(前期は12円)に大幅増額修正した。
CDG <2487> [東証S] ★前期最終を2.1倍上方修正、配当も8円増額
◆22年12月期(9ヵ月の変則決算)の連結最終利益を従来予想の1億4700万円→3億0200万円に2.1倍上方修正した。不安定な経済状況下での顧客の投資抑制による案件減少などで売上高は計画を下回ったものの、従来から進めていた粗利率改善策や業務のDX推進による工数削減によって採算は大きく改善した。政策保有目的株式の売却を進めたことも上振れの要因となった。
業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の8円→16円(前の期は24円)に大幅増額修正した。
ウェルスナビ <7342> [東証G] ★前期営業を4.6倍上方修正
◆22年12月期の営業損益(非連結)を従来予想の4500万円の黒字→2億0900万円の黒字(前の期は4億3200万円の赤字)に4.6倍上方修正した。予定していた広告宣伝費の増額を見直したことに加え、厳選採用を進めたことで人件費および採用費が計画を下回ったことが上振れの要因。
株探ニュース