三機サービス---2Qは2ケタ増収、増益、省エネ工事が順調に増加

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2023年1月23日 14時04分

三機サービス<6044>は13日、2023年5月期第2四半期(22年6月-11月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比16.9%増の62.91億円、営業利益は同49.1%増の0.79億円、経常利益は同51.3%増の0.80億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同6.0%増の0.61億円となった。

同社グループは、24時間365日稼働のコールセンターを核としたトータルメンテナンスサービスを強みとして、社内に蓄積されたノウハウやデータに基づき突発的な修理不具合を未然に防止する保全メンテナンス及び環境改善を考えた省エネ等の提案営業を行うことで、顧客の潜在的ニーズを掘り起こすことに注力してきた。また、自社メンテナンスエンジニアの多能工化(大型吸収式冷温水機をはじめとして小型パッケージエアコン等の各種空調機器を扱うことができること)を推進することや新入社員の早期育成を行うために、同社研修センターでの実機研修による人材育成を行っている。

当第2四半期累計期間については、付加価値の高い環境ソリューションサービスにおける省エネ工事が順調に増加したことや、新たに大口取引先のトータルメンテナンスサービスが始まったこと等により、売上高は増収となり、売上原価は前年同期比16.4%増の49.30億円となった。また、販売費及び一般管理費は、今後拡大が想定されるトータルメンテナンスサービスへ対応するための積極的な採用活動による人件費の増加や当第2四半期に支払った企業結合の取得関連費用等により、同17.0%増の12.82億円となったが、各利益は増益となった。

また、単体での売上高は前年同期比17.3%増の61.23億円、営業利益は同121.1%増の1.23億円、経常利益は同127.1%増の1.27億円となった。

2023年5月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比24.1%増の143.70億円、営業利益が同108.2%増の4.60億円、経常利益が同105.9%増の4.62億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同99.4%増の3.07億円とする期初計画を据え置いている。

《TY》

提供:フィスコ

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