レオパレスが冴えない、廃棄家電の処理で環境省が立ち入り検査と伝わる
レオパレス21<8848>が冴えない。環境省などが同社に対し、エアコンやテレビなどの廃棄家電を不適切に処理した疑いがあるとして立ち入り検査をしていたことが分かったと23日に伝わった。2022年9月に、環境省などの職員が家電リサイクル法に基づいて実施したという。報道を嫌気した売りが出たようだ。
レオパレスは24日の取引開始前に、報道について「環境省の立ち入り検査が実施されたことは事実」などとするコメントを発表した。同社は家電を購入後、管理アパートに設置し、代金をアパートオーナーから受領していることから、家電リサイクル法上の「小売業者」に該当し、廃棄時のリサイクル券の交付・管理・保管などの義務があったが、小売業者との認識を持っていなかったという。現在、新たな処理方法の運用を一部で開始しており、今後切り替えを行っていくとしている。