竹内製作所が続伸、国内有力証券は投資判断「A」継続
竹内製作所<6432>が続伸。岩井コスモ証券は23日、同社株の投資判断「A」と目標株価3400円を継続した。同社は小型建設機械メーカーで、販売の9割以上が欧米向け。第3四半期累計(22年3~11月)の連結業績は売上高が前年同期比24.3%増の1329億2600万円、営業利益が同1.5%減の139億5200万円と増収減益で着地。製品需要は欧州、米国とも好調だが、部品入荷や物流遅延により生産台数が前年同期を下回った。同証券では、足もとでの円高による今期業績へのマイナス影響は限定的とみており、来期以降は社会インフラ工事の需要が旺盛なことから同社製品への需要も堅調と予想。23年2月期の連結営業利益は200億円(前期比12.6%増)の予想に対して203億円を見込んでおり、24年2月期の同利益は220億円への連続増益をみている。