しまむらは反落、12月既存店売上高は4カ月連続で前年上回るも増収率鈍化
しまむら<8227>は反落している。23日の取引終了後に発表した1月度(22年12月21日~23年1月20日)の月次売上速報で、既存店売上高は前年同月比0.2%増と前年実績を上回ったものの、12月度の3.9%増から増収率が大きく鈍化したことが嫌気されているようだ。
年末にかけて冷え込みが強まったことにより、婦人と紳士のアウター衣料でPB「CLOSSHI」のニットアイテムやタートルネックTシャツ、ダウンや中綿のジャケットとコートが売り上げを伸ばしたほか、オケージョン需要の回復でフォーマル用のスーツやバッグも好調だった。一方で、年明け以降は気温の上昇により冬物全般の動きが鈍くなった。なお、全店売上高は前年並みだった。