ポート---一人親方労災保険組合の対象範囲拡大

材料
2023年1月25日 13時21分

ポート<7047>は12日、業務提携している一般社団法人一人親方労災保険組合が組合加入の対象範囲を個人事業主から中小企業へも拡大したと発表。

2021年6月2日に、同社は一人親方労災保険組合と業務提携を開始。現在組合員数は9万5,000人を突破した。

今回、労働保険事務組合との連携により、加入の対象範囲を雇用関係のない一人親方から雇用関係のある中小事業主へも拡大し、「中小事業主の労災保険特別加入制度」の手続きも行えるようになった。

労災保険は、本来、労働者の業務または通勤による災害に対して保険給付を行う制度だが、「雇用されている者」を対象としているため、雇用する側である事業主は、労災保険の適用外となる。

しかし、一定の条件を満たす事業主については特別に労災保険に任意加入することが認められており、それが「中小事業主の特別加入制度」になる。

中小企業庁が公表した中小企業・小規模事業者の数は2016年6月時点で357.8万者であり、企業全体の99.7%を占める。建設業においても企業全体の99.9%にあたる38万517社が中小企業になる。

同社は対象範囲を個人事業主から中小事業主にも拡大することで、将来の事業者基盤の拡大につながると考えている。

また、建設業における雇用インフラへの強化にもなり、同社のリフォーム領域へのシナジー創出へ大きく寄与すると考えている。

収益に関しては、同社の参画以降、獲得した組合員数に応じて、毎月の収益をレベニューシェアすることになっている。対象範囲を拡大することで組合員数がさらに増加し、今後、継続的にストック型の収益が向上していくと見込んでいる。

《SI》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.