SGHDが続急伸、4月1日から運賃を約8%値上げへ
SGホールディングス<9143>が続急伸している。前週末27日の取引終了後、4月1日から「飛脚宅配便(飛脚クール便含む)」「飛脚特定信書便」「飛脚ラージサイズ宅配便」の運賃を改定すると発表したことが好感されている。エネルギーや車両、施設などの価格高騰に加えて、労働コストの上昇、従業員・パートナー企業の労働環境改善などに対応するためとしており、平均で約8%の値上げとなる。
同時に、23年3月期の連結業績予想について、売上高を1兆6000億円から1兆4500億円(前期比8.7%減)へ、営業利益を1420億円から1340億円(同13.9%減)へ下方修正した。同日発表の第3四半期累計(22年4~12月)連結決算が、ロジスティクス事業及びデリバリー事業の業績が従来予想を下回り、売上高1兆1155億円(前年同期比4.4%減)、営業利益1065億8800万円(同7.2%減)と減収減益となっており、これを踏まえて通期予想を見直したという。