住友理工が後場に上げ幅拡大、今期最終益予想の上方修正を好感
住友理工<5191>が後場に上げ幅を拡大した。この日、23年3月期第3四半期累計(22年4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。最終損益の見通しを10億円の黒字から12億円の黒字(前期は63億5700万円の赤字)に引き上げたことなどを好感した買いが入ったようだ。
売上高の見通しは据え置いた。原材料価格高騰分の一部売価反映や、経費支出の抑制などが利益を押し上げる要因となった。4~12月期の売上高は前年同期比22.9%増の3951億600万円、最終損益は25億2900万円の赤字(前年同期は46億4400万円の赤字)だった。