高周波が急反落、23年3月期最終損益予想を一転赤字へ下方修正
日本高周波鋼業<5476>が急反落している。2日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、最終損益を4億円の黒字から2億円の赤字(前期4億1700万円の黒字)へ下方修正したことが嫌気されている。
子会社である高周波精密の事業整理損の計上などが要因という。なお、売上高は主要な需要業界からの受注が減少したため売上高は460億円から440億円(前期比5.5%増)へ下方修正したが、固定費の減少や在庫影響などで営業利益は5億円から7億円(同32.0%増)へ上方修正した。
同時に発表した第3四半期累計(22年4~12月)決算は、売上高339億8800万円(前年同期比10.1%増)、営業利益10億200万円(同2.7倍)、最終利益3600万円(同72.0%減)だった。