日本酸素HDは急反発、10~12月期の最終増益転換を好感
日本酸素ホールディングス<4091>は急反発した。2日の取引終了後に発表した23年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算は、売上収益が前年同期比26.2%増の8730億4200万円、最終利益が同4.5%増の524億円だった。10~12月期の最終利益は同9%増と、7~9月期から一転して前年同期比で増益に転じたことを好感した買いが集まったようだ。10~12月期は米国と欧州のガス事業が大幅な増収増益となった。価格改定などが奏功し、為替の影響を除いたベースでも売上収益とセグメント利益が大きく伸長した。