システナが大幅安、好決算発表もサプライズ感なく目先売り先行
システナ<2317>が大幅安。2日の取引終了後に23年3月期第3四半期累計(22年4~12月)の決算を発表し、売上高は前年同期比15.5%増の543億3400万円、営業利益は同10.1%増の70億1300万円だった。好決算だったものの、業績進捗に特段のサプライズ感がなかったことから目先利益確定売りが先行している。
システム運用やヘルプデスクなどのアウトソーシングサービスを提供するITサービス事業や、IT関連商品の販売を手掛けるビジネスソリューション事業が好調に推移し、全体業績を牽引した。その他の各事業も概ね堅調だった。