トヨタ紡織が後場に上げ幅拡大、4~12月期大幅減益も業績底入れ期待の買い
トヨタ紡織<3116>は後場に上げ幅を拡大している。この日、23年3月期第3四半期累計(22年4~12月)の連結決算を発表した。売上収益は前年同期比13.0%増の1兆1691億7000万円、最終利益は同64.2%減の87億7000万円だった。大幅な最終減益となったが、7~9月期以降は自動車生産が回復基調にあるといい、業績の底入れを期待した買いが集まったようだ。部品供給問題などによる車種構成の変化や、ロシア事業の終了に伴う費用の計上などが利益を押し下げる要因となった。