ダイコク電は急反騰でストップ高、23年3月期業績及び配当予想を上方修正
ダイコク電機<6430>は急反騰しストップ高。9日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を290億円から300億円(前期比23.0%増)へ、営業利益を18億5000万円から30億円(同2.5倍)へ、純利益を13億円から21億円(同70.9%増)へ上方修正し、あわせて設立50周年を記念して、期末に記念配当10円を実施すると発表したことが好感されている。
上方修正は、11月に市場投入されたスマートパチスロの稼動が好調に推移したことにより、パチンコホールでスマート遊技機に対応するための設備投資が活発化し、同社のスマート遊技機に必要なカードユニット「VEGASIA」などの販売台数が計画を大幅に上回ったことが要因としている。なお、期末配当予想は60円が予定され、年間配当は70円(前期60円)となる。
同時に発表された第3四半期累計(22年4~12月)決算は、売上高232億8600万円(前年同期比22.2%増)、営業利益39億4900万円(同2.6倍)、純利益28億3200万円(同2.2倍)だった。