太平洋セメが大幅5日続伸、23年3月期業績予想を下方修正も織り込み済み

材料
2023年2月10日 10時41分

太平洋セメント<5233>が大幅高で5日続伸している。9日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を8440億円から8100億円(前期比14.4%増)へ、営業利益を130億円から40億円(同91.4%減)へ、最終損益を160億円の赤字から260億円の赤字(前期289億7100万円の黒字)へ下方修正したが、織り込み済みとの見方が強く、アク抜け感から買われているようだ。

国内におけるセメント販売価格の値上げの進捗の遅れに加えて、中国における新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う景気低迷を受けたセメント需要の減少が響く。なお、同時に発表した第3四半期累計(22年4~12月)決算は、売上高6003億4800万円(前年同期比13.7%増)、営業利益33億9200万円(同91.4%減)、最終損益176億6500万円の赤字(前年同期295億8500万円の黒字)だった。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.