太平電が5連騰、23年3月期利益及び配当予想を上方修正
太平電業<1968>が5連騰している。9日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、営業利益を90億円から118億円(前期比12.8%増)へ、純利益を75億円から89億円(同5.9%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を100円から110円へ引き上げたことが好感されている。
計画していた工事が受注にいたらかなったことから売上高は1260億円から1250億円(同1.5%減)へ下方修正したものの、継続して施工体制構築やコストダウン推進による原価低減を図ったことで、主に火力他補修工事や海外工事の利益率が向上したことが利益を押し上げるという。
同時に発表した第3四半期累計(22年4~12月)決算は、売上高910億1500万円(前年同期比1.5%増)、営業利益112億3000万円(同59.8%増)、純利益83億6400万円(同34.9%増)だった。