金融株買われ高PER株に売り目立つ、次期日銀総裁人事絡みで金利上昇の思惑も

材料
2023年2月10日 14時21分

日経平均株価指数は前日比プラス圏で推移しているが、東証グロース指数やマザーズ指数の下げが目立っている。プライム市場でも売買代金上位のレーザーテック<6920>、メルカリ<4385>など高PER銘柄に売りがかさんでいる。市場では「きょう提示されると見られていた日銀正副総裁人事案だが、来週14日にずれ込む方向となった。既に週初の段階で雨宮正佳副総裁への打診報道がなされていたが、変更される可能性も取り沙汰されており、一部で中曽宏前副総裁の名前が挙がっているようだ」(ネット証券マーケットアナリスト)という。仮にその場合は、黒田日銀総裁の大規模金融緩和路線の修正が足早に進められる可能性がある。金利上昇の流れが想起されるなか、銀行や生保株が買われる一方でハイテク系グロース株には向かい風が強まるとの思惑も働いているようだ。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.