東合成が昨年来高値を更新、上限4.95%の自社株買いを発表
東亞合成<4045>が後場に入り上げ幅を拡大し、昨年来高値を更新した。この日、取得総数600万株(自己株式を除く発行済み株式総数の4.95%)、取得総額60億円を上限とする自社株買いの実施を発表。これを材料視した買いが集まった。
取得期間は2月13日から12月31日まで。あわせて同社は22年12月期の連結決算発表にあわせ、23年12月期の業績予想を開示し、最終利益は前期比15.2%減の106億円の見通しを示した。加えて、3月の定時株主総会において、THE KILTEARN GLOBAL EQUITY FUNDによる株主提案について反対することを決議したとも公表している。