株価指数先物【昼のコメント】 バフェット氏によるTSMC株売却報道がショートにつながる

市況
2023年2月15日 12時05分

日経225先物は11時30分時点、前日比170円安の2万7450円(-0.61%)前後で推移。寄り付きは2万7730円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万7745円)にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まった。ただし、寄り付きを高値に軟化すると、前場中盤にはマイナスに転じた。終盤にかけても売り優勢の流れが続き、前引け時には2万7450円まで下落する場面があった。

日経225先物は、米半導体株の強い流れを受けた上昇が期待されたが、TSMC<TSM>が時間外取引で下落したことがショートにつながった。著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる米バークシャー・ハサウェイ<BRK.B>が、保有するTSMC株を9割近く減らしたことが明らかになったと、主要メディアが報じた。買いが先行した東京エレクトロン <8035> [東証P]が下げに転じるなど、センチメントを冷ます流れとなるなか、先物主導でのショートに向かわせたようだ。

日経225先物は節目の2万7500円を下回ったものの、下へのバイアスが強まる流れにはならず、前日の安値水準で下げ渋る動きを見せている。グローベックスの主要な米株先物がマイナス圏で推移しており、積極的なリバウンド狙いのロングは期待しづらいが、売り一巡後の底堅さから押し目狙いのロングは入りやすいだろう。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.